SS7Sから見るSUPER JUNIORのアイドル性
って難しいタイトルになってしまいましたが、今更ですが2019年3月2日~3日にソウルで行われましたSUPER JUNIOR SUPER SHOW 7Sの感想です。
2018年春のど新規にとっては、初の本国スパショでしたが、もうほんっっと楽しかった!スパショがヤバいことはDVDとオタクの諸先輩方が語り継いで来られた文献(ブログ)と豊満な動画とあと東京でのSS7で少しは知ってるつもりではいたんですけど、違った。
スパショまじでヤバイ。
ヤバいヤバいばかりで語彙力が死んでるんですけど、LDH的に言うとヤバいは最上級の褒め言葉なので許してください。
そしてまぁ何がどうヤバいって、私も人並みに色んな界隈の現場を渡り歩いてきてそれこそ「この人達のライブやばい!」って何度も思ってきたんですけど、まぁ数見れば見るほど新たな感動って年々薄くなるじゃないですか。でもなんか今回はまじで2019年になってそれを更新してくれることにまじで感動した。
なんかもう、こんなにも清く正しく面白くアイドルしてくれる人達がこの2019年にいることにマジで目頭が熱くなる、
そんなライブでした。
ということで以降私がヤバい!と感じたポイントをまとまりなく吐き出させていただきます、のでご容赦ください!
①衣装がヤバい。
これは今回に限らず歴代のスパショ全てに言えることなんですが、衣装が超アイドルで超いい。どこぞのアイドルと違って、まかり間違っても謎な蛍光緑のスーツとか裸ベルトとか着ません。いやだってマジでさ、
登場がコレですよ???
この貴族感、そして将校感溢れるこの衣装が嫌いなオタクいなくない????どこの皇族ですか?????公務して?????????
何よりこれがこの2日間のためだけに作られたということに私は涙を拭えません。まじで勿体ない。
しかしこれで終わらないのがお兄さん達の悪いところ。
いやマント着けるの反則だから。
公爵じゃなくて実は皇帝でしたー的な…?
敵国どんどん侵略しまーす的な…?次期皇帝継承をかけて兄弟同士で争う的な……??????
オタク大好きに決まってるじゃんそんなの。
しかしこのマント衣装ぶっちぎりで似合ってたのはイェソンさんですね。
ルルーシュかよ。
②登場がヤバい。
先に述べたマント衣装ですが、それを身につけての登場の演出がエモい。
玉座とかキンプリかよ、ってツッコミたかったけどキンプリどころではない、キング&エンペラーである。(滑った)
いやほんと、玉座で登場もオタクが大好きなやつだけど、こんな闇堕ちした玉座お兄さん達にしかできない。さすが長年王道と反してきた方々というか、こういう悪役させたら天下一品だな、と思います。
いやだってめっちゃ支配者だもん。めっちゃ敵国侵略するもん。
ちょっと興奮し過ぎて記憶がさだかではありませんが、この時トゥギが脚組んで憂いを帯びた表情してたので、「あ、国王の期待に応えようと感情を押し殺して成果を上げてきたけど、最後の最後に弟を刺すことができなくて逆に弟の部下に刺され死んでいく長兄(実は王と血が繋がってない)だ…」ってなりました。(ここまで妄想)
③ラナウェイがヤバい。
皇族衣装とその後のみんな大好きノラゴゾーンを経て息も絶え絶え、これまた笑えるVCRでちょっとひと息ついたと思ったその時、事件は起きました。
ステージ上には机、鳴り響くあのイントロ、よっしゃRunawayやん!ってみんなが思ったその瞬間、会場が悲鳴とも狂乱ともつかない絶叫に包まれた。
最初私の右隣の大人しめの本国エルプさんが「…ひっ!」ってなってて「え、なに?」って画面見た瞬間私も「んひっ!」ってなった。左隣の最初からフルマックスでファンキーな東南アジア系エルプは更に興奮してガタンガタンに暴れてた。そう、みんなパニックだった。
いやだってさぁ、デビュー13年目のベテランアイドルがJKやってくれると思わないじゃん。
アイドルに女装はつきものだしそれこそお兄さん達の女装も過去数々の映像で見てきましたけど、それが目の前で繰り広げられるとは思わないじゃん。だってそんな企画モノしなくてもいい地位を手に入れた人達なんだから。
でもお兄さん達はやった。しかもただのウケ狙いじゃなくてガチでかわいいオタクが喜ぶものを。そう、お兄さん達は私たちが喜ぶと思ってガチでやってる。それがとてつもなく私は嬉しかったのです。
そしてその証拠に2日間で髪型変えてくるメンバー多数で、飽くなき追求かよ、とまた天を仰いだ。何よりお兄さん達自身が楽しそうだったのも嬉しかったな。
④曲目がヤバい。
選んでくる曲目もエモい。 SS7は当然8集ベースのセトリでそれはそれで全くもってよかったんですけど、今回のSS7Sは8集+往年の定番シングル曲+ソロ+ユニット+みんなが大好き胸熱曲って感じでそれがなんかもうすごくスパショ!って感じでめちゃくちゃよかった。
Uとかpajama partyとかの選曲がマジのそれである。
JKからの公開着替え→着ぐるみパジャマパーティーとかいう「これは夢か?!」の多幸感にまじで目頭が熱くなりまして。昨今の流行りであったり、お兄さん達自身の年齢から見ても、もっと所謂「かっこいい」を目指しても良いであろうに、この2019年に着ぐるみ着て抱き枕持って、大好きなパジャマパーティー歌ってくれるなんてまじでかっこいい。ここからも、今回のライブがいかに「ELFのためか」が伝わってきます。
(WOWWOWWOWも東京SS7で盛り上がったからorただただ自分たちがやりたかったから、なのかは分からんけど韓国語ver.つくってやってくれたの東京スパショからの系譜を感じてそれも嬉しかったな。)
⑤推しがヤバい。
ごめんなさいコレは完全に私事です。すみませんここは読み飛ばしてください。
白のタキシードを着て白いピアノで弾き歌う推し。
韓国語分からないのでなんて歌ってるのか、この時は分からなかったのですが、「oh my ELF…」って今にも泣きだしそうな顔で歌うトゥギ。もう爆泣きですよね。おっぱぁってなりますよね。
でも、その三日後に、まじで事件は起きまして。
ほんとこれは私事なんですが、別界隈で9年推してた人が夢半ばでご結婚されまして。あぁ私って一人ぼっちなんだなって涙も出ないほど抜け殻になってた時に投稿されたのが、このトゥギのインスタの投稿でした。
それまで枯れてたのがうそのように、見ながらこのえるぷのように泣いて、そして原曲の歌詞を読んでまた泣いて。あぁこの曲はトゥギからわたし(私たち)へのプロポーズなんだ、この人は一生一緒にいようって言ってくれてるんだ、と、すごくすごく嬉しかった。こうやって夢を見せてくれることが、すごくすごく嬉しかった。
アイドルに何かを求めたらだめだとこの数年でたくさん思い知ったはずなのに、それでもまだ「永遠」があるのかもと、思わせてくれたトゥギに感謝の気持ちでいっぱいです。まじで一生推す。
終わりに
ちょっと最後話が逸れてしまいましたが、改めて思うのが、SUPER JUNIORってめっちゃアイドルだなって。
清く正しくド真ん中のアイドルを第一線でやってるのがお兄さん達だな、と思うのです。
始まりこそ、「バラエティー班」というアイドルの中で異端的存在だったのかも知れませんが、最早アイドルとバラエティーは日本も(きっと韓国も)切り離せないものとなっていますよね。
そしてそれはライブでもそうで、私がSMAP、関ジャ二∞を通ってきたオタクだから思うのかもしれませんが、ライブ1本の中にテーマ性をもちつつも、キラキラした王子様も色気たっぷりのかっこいいもお笑い要素も切ないもバカみたいに騒げる楽しいも全部詰め込んだエンターテインメントショーってアイドルだからこそできることだと思っていて。
で、きっとお兄さん達もそこに誇りをもっていて、尚且つファンがそれを愛してると知っているからこそ、SUPER SHOWはこんなにも楽しいんじゃないかと、思うのです。
私は常々「アイドルができるかっこよさこそ私の中の最強」だと思ってるので、まじでお兄さん達がかっこよくて眩しくて愛しくて大好きだな、とこのSS7S2日間を通して改めて思いました。
もうすぐキュヒョンさんが帰ってきて、今年はSS8も待っていますね。
超ベテランにして今尚第一線でアイドルしてるSUPER JUNIORの次のステージが楽しみです。
おわり