ドルヲタが選ぶ☆Super Juniorの好きな曲
幼少期からジャニを愛し、そしてハロプロやLDHにもどっぷりつかっている、基本的にアイドルを愛してやまない私。しかしなぜかKポさんだけは食わず嫌いしてました。
それは多分「我が軍こそが最高」みたいな変なプライドがあったことと同時に、韓国のアイドルさん及び楽曲に対してある種の偏見があったんだと思います。
Kポのアイドルの皆さんと言えば、ちょっとアーティスト寄りというか、「機械音的な最先端感」「シュッとしてるダンス」「長身オバケ」みたいな、そんな凝り固まった偏見イメージをもっていたんですよね。
そのため、ある種の「ダサかっこいい」というか、「アイドルができるかっこよさ」みたいなものを愛する私には、韓国のアイドルさんがあまりに「アイドルではなくアーティスト」に見えて、犬猿していたんですね。
ところがどっこいです。
この春Super Juniorさんにハマった私。
何をきっかけにハマったかって、まず曲がめちゃくちゃ良くて気になったんですよ。
え?!なんか曲すごく良くない???
思ってたのと違う!!!
というか、あれ・・・?
めちゃくちゃアイドルじゃない????????
オタク青天の霹靂。
ということで、今回は「ド新規ドルヲタが選ぶ、Super Juniorの好きな曲」をテーマにお送りします。
ここで言う「曲」とは、
「楽曲」「歌割」「パフォーマンス」「MV」等等、曲に関わること全てを含め「曲」とします。どうかお一つでも気になる曲ができて、あわよくば一緒にハマってくださると嬉しいです!だってド新規さみしいから!
ということで、順不同でいっきまーす!
①Devil(2015)
Super Junior(슈퍼주니어) - 'Devil' il′ M COUNTDOWN 150716 COMEBACK Stage Ep.433
まずもってさっきの私の偏見はなんだったんだと言わんばかりの良曲。全然機械音じゃないし、歌割どんどん変わるし、何より音はオシャレなのにめっちゃアイドル!!
ええそうです、この曲が私がSJにハマったきっかけの曲です。
誤解を恐れずに言うと、おちゃめおじさん感がすごい。
アラサーという大人の階段登ってる男性アイドルグループがおくるアイドル曲って感じがすごい。
このスタイリッシュさと、ダンスの絶妙なお茶目さの融合が、「大人の余裕感」出ててすごくいい。Cメロのわちゃわちゃ感とかすごくすごくいい。
オタクが何が好きかをよく分かってて、それをちゃんと武器にして昇華してる。Super Juniorってすごい。
②Black Suit(2017)
SUPER JUNIOR 슈퍼주니어 'Black Suit' MV
Devilよりも更に歳を重ね、しかも年少の弟たちが入隊中なので平均年齢がぐっと上がったSuper Juniorだからこその、大人の魅力たっぷりの曲。
なんだろ、曲始まりのピアノの音とかサビの金管の音とか、クラシカルな感じがすごーく品があるのに、且つコールが入れやすくて盛り上がるめちゃくちゃすごい曲だな、と!
ただこれも、ただオシャレなだけじゃなくて、オシャレ過ぎない「外し」があるのが超SJだな、と思ってて。
この曲の特徴的な振りと言えばサビの両手合わせて手さばきするやつですけど、これ、コレオグラファーさんが作られたオシャレなダンスの振りを敢えてちょっと崩してキャッチーな振りにしてるんですよね。
この曲と言えばこの振り!みたいな、誰もがマネしやすい振り付けを毎回入れてくるところに、「アイドルとしてのアイデンティティ」を見せてくれているようで、オタクは胸が熱い。
③THIS IS LOVE(2014)
SUPER JUNIOR 슈퍼주니어 'THIS IS LOVE' MV
全然ふざけてないドストレートにかっこいい曲。
まずもってスタンドマイクに手を這わせて歌う推しが嫌いな人っていませんよね????
そして改めてメンバーみんないい声をしているな、とつくづく思う一曲。
歌割がころころ変わるのがアイドルグループの醍醐味だな、と改めて感じます。
あと、スタンドマイクなのに立ち位置が固定じゃない。メンバーが立ち替わり入れ替わるから、スタンドマイク曲なのに一曲の中でセンターが変わる。めっちゃ楽しい。でもそれはみんなが主役になれる声をしているからこそ、誰がセンターになっても映える個性をもってるからですよね。SJ強い。
あと、この曲の外しはヒチョル氏のラップ部分ですね。
セリフみたいなところのヒチョル、モーニング娘。で言う「ザ☆ピース」の石川梨華だなって。(または「Oh my wish!」のはーちん)
ただかっこいいじゃ終わらせないのがSJ楽曲だな、と勝手にハロプロシンパシーを感じ取りました。
④Runaway(2017)
おじさんたちによる超絶ハッピーアイドル曲。
なのにこれまた大人の余裕感じるところがたまらない!
もうね、30オーバーになってもキラキラの学パロ見せてくれるなんてオタク涙目なんですよ。
アメリカのスクール感というか、glee的な学園ミュージカルをSJ解釈で昇華しているところがたまらない一曲。
⑤Let's Dance(2014)
Super Junior SS6 Seoul DVD - Let's Dance (Over & Over Again!)
ドルヲタやってると、はちゃめちゃに楽しくて泣けてくることがあると思うんですけど(娘。だと「ここにいるぜぇ!」とか)、私にとってのそれがこの曲でした。
ライブ終盤、メンバーが客席を駆け回ってちりぢりになって盛り上げて、でもサビになるとセンステに集まって、ふざけ合いながらお互いを指差しあって・・・メンバーが輪になって同じ方向にジャンプしてるだけで泣けてくるってどういうことだってばよ・・・
「このフォーメーションガー」とか「この歌詞ガー」とかそんな難しいこと考えず、ただただ盛り上がり、跳ねて、笑って、そんなみんなでバカになれる瞬間って、何にも変えられない幸せな時間だな、と思うのでした。(注:ライブ行ってない)
と、ここまでタラタラと語ってきましたが、正直ここからが本番です。
わかってます、長い。なんだけど、是非、というかハロヲタ又はジャニヲタ(特にeighter)の皆様がおられましたらこっからが本番だからどうかついてきてほしい。いやほんと、お願いだから見てくれ。
⑥Miracle(2005)
Super Junior - Miracle (Live At SBS 060225)
うん。もうね、めちゃくちゃ若い。
髪型は時代としても、曲もめっちゃ若い。曲がなんかすごくキラキラしている。古き良きジャニというか、なんか少クラのエンディングっぽい。みんなで紙吹雪の中歌ってる絶対。
メンバーがニコニコ笑いながら歌って、二人で♡つくって踊って、ちょっと茶目っ気入れて、そんな真っ直ぐさが私にはめちゃくちゃ眩しかった。そしてこれ、これを私は探してたんだ、と思ったんですよ。
クールさとか最先端とか洗練さとか正直どうでもいいんですよ、そういうのが好きだったらアーティストさん追ってますよ。そうじゃなくて、私は「全力でアイドルしてるかっこよさ」が大好きなんだ、と改めて気づかされた一曲。
あとこれ。
ダンス隊が輝くのもグループの良さだよね!!!
⑦행복 happiness(2007)
ちょっと言ってもいいです?なにこの可愛いの暴力。
ここまでアイドルの概念を体現してるアイドル、私は平成になって初めて見た。
いやだってさ、
どこのハロプロかな?って思うやん?何のMVのソロリップVer.かな???どこの宮本佳林かな?????ってなるやん???
あとこのキラキラふわふわ姫系メイクシーンを冒頭から入れてくるこの感じ、最早狂気ですよね。可愛いけど色々振り切りすぎてるよ!!!笑っていいのかガチなのか分かんない!!!だって可愛いから!!!!!!!!!!!!
でもそれをきっちり笑いに変えてくれるのもSJ。
いやいや選ばれなかった者たちの気持ちよ。(いやこれはこれでオイシイけれども!)
なんだろう、MVのこのトンチキ具合(突然のファン爆走→フリーハグ会)もすっごくアイドルだなって思うんですけど、これまた曲がすっっごいキラキラしてるのがやばい。メンバーだけでなく曲もキラキラしてるってどういうことだ。
あとはこれを見て欲しいんですが、
Super Junior - Happiness, 슈퍼주니어 - 행복, Music Core 20070721
シンドン・ウニョクの合いの手がすごくいい。
多分この曲、合いの手がなかったら平成ジャンプなんですよ。でもこれに二人のコミカルキャッチーな低音が入ることによってSuper Juniorにしか実現出来得ないアイドル曲になってるんですよ。もうめちゃくちゃ好きです。どうか私が寿命で息絶えそうな時に聴かせてほしい。たぶんそれだけで2日くらい延命できる気がする。
⑧Wonder Boy(2013)
[HD MV] Super Junior - Wonder Boy (日本語字幕)
これまた眩しすぎて泣いてしまう曲。(オタクすぐ泣く)
Run Awayが大人版学パロ曲だとしたら、こっちは本物の青春がつまった学園曲である。
学校にいい思い出がなかった私ですらなんだか思いを馳せてしまうくらい、彼らのキラキラ具合に脳がやられてしまう。
だってこれコンサートでやったら間違いなく花道駆け抜けるもん。みんなで花道駆け抜けるやつだもん。
あとなんだ、これが関ジャニ∞だったら、10年経ったころにバンド曲にリメイクしそう。なんだそれ聴きたい。
あとこれもイントロが最高で、かかったら「きたきたきたきたううーーーーーーーーよいしょ!!」ってなる。そういう曲ってとっても大事。ライブで聴きたい!
⑨촉이 와 (2015)
Super Junior D&E! Funky Harmony between friends! [M COUNTDOWN] EP.416
Super Juniorが誇る双子(概念)ユニットの曲なんですけど、何がいいって全てのグループの双子にさせたい過ぎる。何それその髪めちゃくちゃずるい!(そこ)
パリピ曲には違いないんだけど、みんなが真似できる、盛り上がれる!ってすごく大事。そして可愛いに勝るものなんてない。可愛いは正義。
だけど素人目に見ても曲の構成が楽しいし、サビ以外も癖になるんですよね。サビに向けてうーーーーーーーって盛り上がっていくところも楽しい。そして初見で誰しもが歌も振りも覚えてしまうサビ。つまるところ、普段からダンスでも楽曲面でもグループを支える二人だからこそ、この曲が生まれたんだとも思うんですよね!え、何それどこの錦戸亮と安田章大かな!アイスクリームウネで歌わないかな!
⑩Cooking Cooking(2011)
SUPER JUNIOR-Happy 슈퍼주니어-해피 '요리왕 (Cooking? Cooking!)' MV
同じくSuper Junior内のユニット「Super Junior-Happy」の曲なんですけど、何でここまで好きなのか分からないくらいめっちゃ好きな曲。
なんだろう、そこはかとないハロプロみを感じるからですかね。トンデモお題なイロモノだろうと全力で歌っちゃう、しかもめちゃ楽しそう。それがアイドルの強みであり、良さだなぁとつくづく思います。これはあれだ、確かな実力でトンチキ歌も歌いこなすBerryz工房にカバーして欲しかった。
それか、
SUPER SHOW 3 DVD | 39. 요리왕 Cooking Cooking LIVE (SUPER JUNIOR) 111226
やっぱここは野菜つながりで一つ!
⑪Our Love(2007)
最後の曲です。ありがたいことに字幕つけてくださっている動画がありました!
ラブソングもただでは済まさないSJならではの一曲。
何がって、
私も「さーらんへーよー!きむりょうく!」ってやりたい!!!
だってだって、ハロで言う「L・O・V・E!ラブリー!〇〇」コールですよ?スキちゃんコールですよ?!それが男性アイドルの現場でもできるんですよ?!?!!!
わーーーーーーーーーーんやりたい羨ましい!私も推しにサランヘヨ言いたい!!!!!!!
いつもこっそり心の中で推しの名前コールしていた私としては幸せが過ぎる曲。
SJさんほんとヲタクのコール(掛け声)が多いから、それも楽しいよね。
来る夏の現場、ええ私にもようやく心の中のピンクのサイリウム(概念)振る時がきました。これからは思う存分叫びたいと思います。(曲の感想じゃない)
ということで長々と語ってきました。
全11曲ってなんやねん、10曲にまとめろやって心の中の村上信五が突っ込んできますが、正直まだまだ語りたい曲でいっぱいです。
それだけ良曲揃いのグループなんですよね。オタクが好きな曲がつまってる。
今回述べた各曲を総合して言えるのが、どの曲においても
「アイドルグループであるSuper Juniorらしさ」を大事にしているから、私はSJが好きなんだな、ということ。
「いつまでもきゃぴきゃぴなアイドル曲歌ってほしい☆」とかではなく、「今できる自分達のアイドル像」を追求しているのが曲やパフォーマンスから分かるから、SJは信頼できるな、と思うんです。
かっこいい姿も見せつつ、ちょっと茶目っ気を入れてみたり、全力でふざけてみたり。
私はこれからも「アイドルができるかっこよさ」を愛していきたいな、と心から思うのでした。
どうか少しでも、一曲でも興味をもたれた方がいらっしゃれば幸いです。
Super Juniorの沼楽しいよ!!!!